オール電化や住電設備機器のPRを目的としてクライアントが発行する広報誌第27号の特集として、1995年に発表され、サステイナブルな都市住居のプロトタイプとして建築家やハウスメーカーの商品設計にも多大な影響を及ぼして来た「箱の家」シリーズの設計者である東大大学院建築学専攻教授の難波和彦氏を同氏研究室に訪ね、インタビュー。そのコンセプトの確立から、プロトタイプ化、世代に合わせた住まい方のスタイル、エコハウスへの進化、集合住宅とエネルギーへの対応、そして最後に、クライアントのPRポイントとしてのオール電化との親和性へと結論付ける構成・展開とした。