トップページ > 制作事例 > 広報・CSR系 > 一般財団法人阪大微生物病研究会(BIKEN) グループ案内 「BIKEN GROUP PROFILE」
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一般財団法人阪大微生物病研究会(BIKEN)
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グループ案内(日本語・英語)全20頁
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「BIKEN GROUP PROFILE」

戦前の帝大時代に「大学発ベンチャー」として設立され、80年以上に亘り、日本のワクチン開発・生産・供給のリーディングカンパニーとして幾多の「日本発・世界初」のワクチンの開発と供給を担って来たBIKEN(一般財団法人阪大微生物病研究会)のグループ案内。
同社は、事実上の製薬企業であると同時に、同大学内のワクチン研究機関(阪大微生物病研究所)との協働により国策としてのワクチン開発・製造のフロントラインに立ってきた極めて公益性の高い財団法人であるという、特殊な存在。
2017年9月1日、民間の大手製薬企業(田辺三菱製薬)との合弁による子会社(株式会社BIKEN)の設立によって、財団法人と傘下の株式会社というユニークな企業グループとして新たな出発をするに当たり、弊社がその広報戦略と新聞広告、グループ案内、Webサイト、デジタルサイネージ、動画映像、その他の広報ツールの企画・制作一式を担当した。
グループ案内は、各ツールのコンテンツの中核を成すもので、企画・構想に先立ち、新たな企業グループのブランドステートメント、コーポレートマインド、スローガン等の決定プロセスにPR会社と共に参画。続けて、香川県観音寺市にあるBIKENの巨大な開発・生産・供給施設、及び財団本部のある大阪大学内にて、開発、生産、そして営業、また広報の最前線の現場で働く多くの職員・社員にインタビューを実施。いずれのインタビューにおいても共通して感じられた「いのちを守る」ワクチンの開発と生産という仕事に向き合う個々の職員・社員の使命感、責任感、またその実直さに強い印象を受け、その結果生まれた「いのちを想い、いのちを守る。」というフレーズをBIKEN GROUPスタート時のタグラインとして弊社より提案。ツールの制作全体を貫くコンセプチュアルワードとして機能した。
制作に当っては、グループ案内、新聞広告、Webサイト、デジタルサイネージ担当のスチール班と、映像担当の動画撮影班とに分かれ、大阪大学、観音寺にて取材・撮影を実施。約3か月の制作期間を経て全ツールの制作を無事終え、9月1日、日本経済新聞全国版朝刊への企業広告掲載(カラー全15段)及びWebサイト公開、新幹線岡山駅構内デジタルサイネージ掲出によって広報キャンペーンはローンチした。

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